トマス・J・スタンリー著「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」レビュー

書評

こんにちは、マルラバです。

トマス・J・スタンリー著「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」を読んだのでレビューしたいと思います。

評価:★★★★★(5点満点)

1億円持ってる人ってどんな人?

一般ピーポーからすると、1億円とか持ってると超金持ちじゃん!ってなりますが、そんな人はどこにいるの?

私の周りにはいないんだけど?

「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」は、アメリカの大学教授であるトマス・J・スタンリーさんがお金持ちに関する研究結果を纏めた本です。

本題は「The Millionaire Mind」。

日本語だと億万長者のマインドって意味だけど、これでは読者の目に留まらないので「1億円貯める方法をお金持ち1371人に聞きました」って言う長いタイトルになったんでしょうね。

さて、1億円持っている人とはどんな人か?

まずは職業。

これは圧倒的に自営業者・起業家が多くて、全体の32%。

次に経営幹部で16%。

弁護士10%、医者9%、その他33%って感じです。

まぁ、これはイメージ通りというか、多分そうなんでしょうね。

高校の頃、成績の良かった人達が医者や弁護士になりたがる訳だ。

職業以外も含めた特徴は以下の通り。

  • 自分の職業・事業が大好きであること
  • 人が気づかないニッチで収益性の高い事業を持っていること。
  • 正直者で自分を律することができ、人とうまくやれること。
  • 倹約家で無駄遣いをしないこと。
  • 配偶者がいること。

まぁ、簡単に言うとニッチな分野で起業して、正直で社交性もあって皆に信頼されるタイプで、かつ倹約家であることですね。

離婚は資産を大きく減らす

本書によると、億万長者の92%は結婚していて、そのうちの95%には子供がいるとのこと。

一度も結婚していない人はわずか2%。

独身のモテない人は残念な結果ですね。

まぁ、私がそうなのですが。

結婚できる気配が全くないぜ。

パートナーは正直者で、責任感があって情愛豊か、有能かつ協力的な人である確率が極めて高いそうです。

著者曰く、外見だけで選ばないことが重要とのこと。

女性の皆さん、正直者で責任感があって情愛豊か、有能かつ協力的な人がここにいますよ。

天才・秀才は金持ちにはなれない

天才や秀才は大企業に入ったり、大学に残って研究職に就いたりと、そもそも賢い人同士で競争することになるので、なかなか抜きん出るのは難しい。

一方で成績が振るわずに、就職できなかったから起業したとか、働いていた業界でニッチな高収益事業を思いついたとか、そういう人が多いそうです。

僕の会社を見渡しても東大・京大・早稲田とか、賢い人ばっかりだからそりゃ競争も大変だよなって思っています。

こいつらがうちの会社に入らずに皆起業すれば、結構な確率でうまくいきそうな気がするけど。

東大主席とかなのに、なんでうちの会社に入ってくるのか。謎。

やっぱり皆安定志向と世間体、憧れの宇宙業界!ってところがデカいみたいです。

給料もそこそこ貰えるしね。

送り人になる方法

やっぱり自営業になることですね。

つまりは起業。

しかも、自分の大好きな分野かつ経験のある分野で、競争相手のいないブルーオーシャン市場でないといけない。

本書だと、トラックの部品回収・販売業や洗車事業、アメリカ南部の不動産事業等が例として挙げられていました。

僕の好きな分野って何だろう。

やっぱプログラムとかかな。

プログラムはゲームをやってるみたいに、時間を気にせずに集中できるし。

アプリとかで一山当てるのが一番現実的かな。

今の仕事である宇宙事業には、あまり興味が持てなくなってしまった。

宇宙がやりたくて入社したはずなのにね。

10年も働いたら飽きるわ。

客先の対応面倒だし。

倹約とかは十分にできているので、そこは大丈夫と思っています。

配偶者は難しそうだから、結婚していない2%の人の枠を目指すしかないぜ。

性格は変えられないからしょうがない。

まずは好きな仕事に就くことからかな。

今の仕事はやりつつ、副業としてアプリ作るのが良さそう。

それで軌道に乗ったらマイクロ企業を作る形ですかね。

まぁ、今のままあと5、6年働いたら普通に送り人になれそうな気もしてますが。

現在の総資産4500万円。

とりあえずは本業+副業で目指そう。

それでは。


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