こんにちは、マルラバです。
皆さんは、FIREって聞いたことありますか?
明日のジョーみたいに、真っ白に燃え尽きるまで頑張る!、って意味ではないです。
FIRE(Financial Independence, Retire, Early)の略称で、いわゆるアーリーリタイアのことです。
若いうちに仕事を辞めて、その後をまったりと過ごす、みたいな。
最近、海外を中心に流行っていますが、日本でも注目されてきています。
本記事では、ミニマリストの視点からこのFIREについて考えてみたいと思います。
FIREを実現するために必要なこと(お金)
FIREって簡単に言うけれど、そんなのできるの?って思いますよね。
特に金銭面。
海外のFIREでは、株等による資産運用を行うことを前提に、以下の資金が必要と言われています。
必要資金=毎年の生活費×25
これは、運用により資産を毎年4%増やすことを考えた場合に、その資産の増額分の範囲内で生活を行うという方法です。
実際、アメリカ株のインデックス(日本で言うところの日経225やTOPIX)は毎年年利5%程度であり、税金2割を払っても4%残る計算になります。
その場合、毎年の生活費とFIREに必要な資金の関係は以下になります。
年間に必要な生活費 | FIREに必要となる資金 |
100万円 | 2500万円 |
200万円 | 5000万円 |
300万円 | 7500万円 |
400万円 | 1億円 |
500万円 | 1億2500万円 |
むむむ、結構かかりますね。
2500万円、5000万円、ましてや1億円なんて無理だよ!、って考える方も多いと思います。
2021年の日本の平均年収は436万円、中央値は370万円。
中央値の人の手取りは300万円ぐらいなので、半分の150万円を貯金するとしても2500万円貯めるためには16.7年かかってしまいます。
実際には年150万円で生活できる人は少数派でしょうから、生活費を年240万円(月20万円)とすると、年間60万円しか貯金できず、2500万円を貯めるのに40年以上かかってしまいます。
また、生活費が年240万円必要な人は、240万円×25=6000万円貯めないといけない。
そうすると、6000万円÷60万円/年=100年!もかかることになってしまい、FIREどころではありませんね。
FIREを実現するために必要なこと(お金)〜解決策〜
だからと言って、FIREは無理だよね、諦めようというのちょっと早計です。
先ほど、年150万円で生活できる人は16.7年で2500万円貯められると書きましたが、生活費を下げれば下げるほど、目標金額は早く貯まるのです。
例えば、生活費を年120万円(月10万円)とした場合、毎年の貯金は180万円になるので、13.9年で2500万円を貯めることができます。
30歳でFIREのための貯金を始めたとして、44歳で2500万円貯まる計算です。
もちろん、月10万円の生活は厳しく、贅沢はできません。
だけど皆さん、大学生の時は月10万円ぐらいで暮らしていたのではないでしょうか。
僕の場合は、毎月奨学金8万円と家賃4万円の計12万円で生活していました。
もっと切り詰めれば、月10万円でも生活できたと思います。
だけど、社会人になってからは給料が入ってくるので、その分使ってしまい生活費は上がる一方。
これを今一度、見直してみるべきだと考えるのです。
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