こんにちは、マルラバです。
今日は勝間和代さんの「時間もお金も手に入る!勝間色調スローライフ」のレビューをしたいと思います。
勝間さんの本は実践的で役に立ち、かつ面白いものが多いため、お勧めです。
評価
★★★★★(最大5)
スローライフとは
スローライフという言葉に厳密な定義はありませんが、一般的には「自然豊かの田舎に暮らして、ホームガーデンを耕しながら、年収が低くてもいいから落ち着いた、ゆったりとした時間を持つ」暮らしのことです。
一方で、勝間さんが本書で提案しているのは都市型スローライフであり、「現代生活のテクノロジーや利便性を駆使しながらも、忙しすぎる交感神経優位の外界から少し遠ざかり、ある程度資本をかけて装備された自宅を中心に、毎日を幸福度高く暮らす、新しい形のスローライフ」です。
これはどういうことかというと、ある程度便利な都市で暮らしながらも、ITをはじめとするテクノロジーを駆使してテレワーク等を行い、労働時間を短縮しつつ時間に余裕のある暮らしを送るということ。
8時間以上の十分な睡眠、自炊で3食食べる、毎日運動する、趣味の時間も十分にとるということを行いつつ、仕事は4〜6時間程度を目指す生活です。
僕はミニマリストでFIRE(セミリタイア)を目指している会社員ですが、自分の理想は勝間式のスローライフなのかなと思いました。
自分が楽しいと思える仕事であれば、別に働くのも良いかなと思っていますし。
労働時間を減らすには
勝間さん曰く、世の中の労働には2種類あるとのことです。
それは、成果報酬型の仕事と、労働集約型の仕事。
成果報酬型の仕事とは、作家や画家、クリエイター、セールス等、自身の成果が直接報酬に結びつく仕事です。
労働集約型の仕事とは、会社員のように毎月決まった給料が入ってくる仕事や、アルバイト・パートのように時間給の仕事のこと。
労働集約型の仕事では、ある程度の生活をするために社員として長時間労働を行うか、それともアルバイト・パートのように安い時給で働き、少しの給料を得るかのどちらかになります。
勝間さんは成果報酬型の仕事を目指すべきと提案しており、成果報酬型の仕事に就ければ、給料は青天井となり、自らの労働時間もコントロールでき、豊かな生活を送れると言っています。
例えば、プログラマやYouTuber、アフィリエイトブログ、Webデザイナー等ですね。
会社員は朝から夜まで働き詰めで、自分の時間がなくなってしまっています。
土日も疲れ果ててるし。
夜遅くに帰ってきて、睡眠や食事もおざなりになり、また次の日に疲れた状態で会社に向かうという悪循環。
これを断ち切るべきとのことでした。
僕も毎朝、会社に行くのが嫌だなと思っている派なので、これはその通りだなと思います。
なんとかして、成果報酬型の仕事の比率を増やしていく必要があります。
副業として成果報酬型の仕事を始め、徐々にその割合を増やしていくのが良いですね。
時短家電で家事を効率化
これは勝間さんの前著「勝間式超ロジカル家事」や「勝間式食事ハック」でも書かれていることですが、ヘルシオホットクックやヘルシオスチームオーブンレンジ、ルンバや食洗機、ドラム式洗濯機等、時短になる家電を駆使し、自分の自由な時間を増やすということ。
僕もヘルシオスチームオーブンレンジ以外は揃えていますが、これは本当にその通りだと思います。
というか、勝間さんの本を読んで時短家電を揃えていったので。
家電は毎日使うものであり、すぐに元が取れるので投資対象としてお勧めです。
インデックス型の投資信託で毎月給料の2割を積み立て
これも勝間さんの著書にはよく出てきますが、毎月の手取り給料の2割をインデックス型の投資信託に積み立てることを強く推奨しています。
お金に働いてもらうということですね。
不動産投資という方法もありますが、素人にとって一番簡単でリスクの割にリターンが大きいのは、インデックス投資だと僕も思います。
ちなみに僕は給料の7割ぐらいを毎月投資信託として積み立てています。
運動も自宅で
運動についても、本書で述べられています。
勝間さんはオンラインでのジムトレーニングや、VRを使った運動を推奨しています。
僕はオンラインのジムトレーニングは経験がないため、これはなんとも言えないかな。
普通に家で筋トレすれば?と思います。
あと、Oculus Quest(オキュラスクエスト)というVR型のゲーム機を使った運動を推奨していました。
僕もOculus Questを持っていますが、あんまりVRは好きでないです。
なんか疲れるんですよね。
画質もそこまで良くなくて、どうしてもVR感が出てしまうし。
あと、Oculus Questのヘッドセットを外す際に、よく髪に絡まって抜けるし(30代のおっさんには切実です)。
なので、勝間式の運動の章はイマイチかなと思いました。
まとめ
運動の章だけはイマイチでしたが、それ以外は全面的に同意できる本でした。
スローライフ、憧れます。
毎日仕事の量が多く、その割にやりがいは感じられず、お金のためだけに働いてるなって感じがしています。
まずはお金を貯めて、投資に回し、そのリターンで食べていけるようにするとともに、成果報酬型の仕事を増やしていくことを目標にしていきたいと思います。
その場合、会社でやるべきことも時短ですね。
僕は年棒制のため、いかに短時間で仕事を終わらせるかがコストパフォーマンスに直結します。
本書に記載のあった、「長時間労働を頑張る怠け者」からの脱出。
これを頑張ります。
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