最近、コロナ禍でWeb会議の機会が増えましたね。
ZoomやTeams、WebExを使っている人も多いのではないでしょうか。
僕の職場も、会議の95%はWebで行うようになりました。
会社から支給されたヘッドセットを使っているのですが、ヘッドセットって長時間使っていると耳が痛くなるんですよね。
髪もペシャンコになるし。
そこで、会社ではヘッドセットの代わりに、アップルのAirPods Proを使うことにしました。
だけど、1つ問題が。
会社の支給PCには、Bluetoothがついていなかったのです。
そのため、自分でBluetoothアダプター(USBに差し込むタイプ)を購入し、会社PCに接続することで事なきを得ました。
本日は、その際に調べたBluetoothアダプターの種類と、お勧めの製品について記載します。
Bluetoothアダプタとは
Bluetoothアダプターとは、Bluetooth機能が搭載されていないパソコンにBluetooth機能を追加する機器です。
USBの差し込み口にBluetoothアダプターを差し込むことで設定完了。
Bluetoothアダプターによっては、ドライバーを付属のCDやWebサイトからダウンロードし、インストールする必要がある場合もあります。
自分のパソコンにBluetooth機能がないけど、ワイヤレスのマウスやキーボード、ヘッドセット等を使いたいという方におすすめです。
Bluetoothの種類
Bluetoothアダプターを購入するにあたって、Bluetoothの最低限の知識を得ておく必要があります。
それは、BluetoothのバージョンとClass。
Bluetoothのバージョンとは
Bluetoothにはバージョンがあります。
Bluetoothのバージョンは1.0から始まり、2021年6月時点の最新はバージョン5.2です。
もちろん、新しい方が通信品質も良く、おすすめです。
バージョン4.0からは省電力となっており、バージョン5.0ではデータの通信速度が4.0の2倍、通信範囲が4倍、通信容量は8倍になり、メッシュネットワーク※にも対応可能となりました。
ちなみに、僕が使用しているAirPods Proはバージョン5.0に対応しています。
もし、パソコンのBluetooth機能や、Bluetoothアダプタがバージョン4.0であった場合は、4.0相当の通信をAirPods Proと行うことになります。
※:親機と子機で構成されるWi-Fi機器を複数台設置して網の目状(メッシュ)のように電波を張り巡らせることで、Wi-Fiの電波を効率良く伝達する仕組みのこと。例えば、Bluetooth照明機器が1階から2階まで、家中の部屋に設置されていたとします。この時、自分のスマホで一番近くにあるBluetoothライトに「家中の電気を消せ」と指令を出せば、このメッシュネットワークを通じて家中のBluetoothライトに命令が伝わり、一斉に電気を消すことができます。
BluetoothのClassとは
BluetoothのClassには、1〜3まであります。
Classによって、最大出力と通信距離が異なり、Classが小さい程出力が大きく、通信距離が伸びます。
Class | 最大出力 | 通信距離 |
1 | 100mW | およそ100m |
2 | 2.5mW | およそ10m |
3 | 1mW | およそ1m |
市場で出回っているBluetoothアダプターはClass2のものが多く、Class1も探せばあるといった感じです。
おすすめBluetoothアダプター4選
おすすめのBluetoothアダプターを紹介します。
選定のポイントは、①安価であること、②Windows10でドライバーのインストールが不要であること、③LEDランプが付いていないこととしました。
①の安価であることは、コスパを重視するFIRE予備軍の民であれば当然ですね。
②のWindows10でドライバーがインストール不要というのは、僕の会社がセキュリティに厳しく、ドライバを入れられないかもしれないということを考慮しました。
③のLEDランプが付いていないというのは、地味に必要。青いLEDとかがずっと眩しく光っていたら嫌じゃないですか。常時点滅とかするタイプのものだったら、もう最悪ですよね。
ミニマリストの人は集中している時やリラックスしている時に、外部からの刺激を少なくしたいという人が多いと思います。
僕もそのタイプです。
あとは、Amazonで売られている中国製の怪しげな製品であればもっと安いものであったり、バージョン5.0のものもあるのですが、それほど高い買い物でもないですし、信頼性を重視しました。
国内メーカーからバージョン5.0のものを早く出して欲しいところ。
①TP-LINK UB400
当サイトの一押しはTP-LINKのUB400です。
バージョン4.0、Class2の標準的なアダプターになります。
なんと言っても、1000円ちょっとと安価であること、Windows10であればドライバインストール不要、LEDランプなしの3つを全て満たすアダプターなのが良いです。
Bluetoothアダプターって、LEDランプ付きのものばかりなんですよね。
僕が知っている限りは、唯一LEDランプの付いていないBluetoothアダプターです。
僕はこれを購入しましたが、快適に使えています。
②エレコム LBT-UAN05C2
バージョン4.0、Class2の標準的なアダプターになります。
これも安さが特徴ですね。
1250円です。
また、Windows10であれば、ドライバーのインストールは不要でUSBに挿すだけで使えます。
セキュリティーの都合で、会社のパソコンにドライバーをインストールできないという人にはありがたい。
1つ注意点として、Windows10を使っている人は、ドライバーをインストールしてしまうと逆に使えなくなってしまうようです(マニュアルではドライバーをインストールするようにと記載されていますが)。
くれぐれもドライバーをインストールしないようにしましょう。
あとはとても小さいため、抜き差しが少し難しいです。
口コミサイトで抜き差しした際に壊れたという報告を見ました。
LEDランプ付きなのも残念なところ。
③エレコム LBT-UAN05C1
②で紹介したエレコムのClass1のタイプです。
バージョンは4.0。
値段は2420円で、①の倍します。
通信距離が10mでは足りないという人におすすめ。
リモート会議中にそのままトイレに行けたりとか。
こちらもWindos10であればドライバーのインストールは不要です。
むしろ、ドライバーをインストールすると動かなくなる。。
LEDランプが付いているのも残念なところ。
④I-O DATA USB-BT40LE
こちらはバージョン4.0、Class2の標準的なタイプです。
1800円程度でエレコムに比べると高いですが、抜き差しがしやすいタイプです。
頻繁に抜き差しをする人にはこちらをお勧め。
本商品もWindows10であればドライバー不要で動作するようです。
これも残念ながらLEDランプ付きです。
ワイヤレスで快適な職場環境を
ワイヤレスにすることで、デスク周りがごちゃごちゃせず、Airpods Proを使うことでデカいヘッドセットともおさらばできます。
毎日長時間使うものである仕事道具には、お金をかけて良いと思います。
すぐに元は取れるので。
それでは皆さんも快適な職場環境を作っていきましょう。
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